幼児教育イノベーションコンソーシアムは5月19日、名古屋市教育委員会の令和3年度「ナゴヤ・スクール・イノベーション事業」として実施されている学校における6つの実践研究(マッチングプロジェクト)のうち、「幼稚園マッチングプロジェクト」を受託したことを発表した。
個々のマッチングプロジェクトでは、当該実践校が目指す子ども像の実現に向けた課題・ニーズと、民間事業者のもつ専門的知識やノウハウなどをマッチングし、「個別最適化された学び」の提供の実現に取り組んでいる。
幼児教育イノベーションコンソーシアムは、教育・通信インフラのサービスに強みを持つ、ベネッセコーポレーション、スマートエデュケーション、コドモン、西日本電信電話(NTT西日本)の4社による企業コンソーシアム。
今回のプロジェクトでは、「主体的・対話的で深い学び」を深化・充実させるために、名古屋市立の5つの幼稚園「第一幼稚園(東区)」「第三幼稚園(西区)」「吹上幼稚園(昭和区)」「荒子幼稚園(中川区)」「鳴子幼稚園(緑区)」において、園児の自由な発想の遊び創出と学びを振り返ることにつながる環境や、園児一人ひとりの活動の記録を子ども・保護者・職員が情報共有する新たなコミュニケーション環境を作り、1年間その運営をサポートする。
具体的には、以下の4点に取り組むとしている。
- ICTを取り入れた新たな遊びを誘発する環境づくり
- ICTを活用したドキュメンテーションによる子どもの活動の記録と共有の仕組みを構築
- ICTを活用した園内業務省力化による時間創出
- 上記を実現するための、園内のICT環境整備
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