共生と共育ネットワークは、デジタルシティズンシップ教育に関する無料のオンラインセミナーを5月29日に開催する。主な参加対象者は、GIGAスクール端末の持ち帰り運用や従来の情報モラル教育に対して課題感を感じている教育関係者。
講演名は「GIGAスクール端末持ち帰り運用が加速する今 ーDQが示す最適なソリューションを考える」で、相模女子大学小学部の川原田康文校長が登壇する。
「デジタルシティズンシップ教育」は、文字通りデジタル時代における「子どもたちが将来、政治や社会に主体的に関われるようにするための教育」。行動規範やルールに従って自他の健康を害する行動を抑制することを主な目的とした「情報モラル教育」よりも広い概念として関心が高まっている。
今回のセミナーでは、注目が集まっている背景や、デジタルシティズンシップを高めるための手段として、世界80か国以上で活用されている「DQ(デジタルインテリジェンス)」がどのような役割を果たすのかが、学校現場での事例とともに紹介される。
開催日時は5月29日(土)の13時からで、Zoomを利用したオンラインセミナーの形式で実施される。1時間程度の講演を予定している。また、今回の講演の模様は録画され、当日参加できない申込者にも配信される予定となっている。
事前登録制で参加無料。参加申込は専用フォームから受け付けており、申込締切は5月28日(金)の13時となっている。
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