ナガセは、同社が運営する「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」における、2021年東大現役合格者422名に対して実施した、アンケート調査の結果を4月30日に発表した。
調査対象者のうち、理系の現役合格者に高校数学(数学I・A、II・B、III)の全範囲を修了した時期を尋ねたところ、高校2年生(58.1%)がもっとも多く、高2・高1・中学までを合わせると、高2の終わりまでに79.7%が高校範囲の数学を修了していたことが明らかになっている。なお、中高一貫校の生徒では、86.1%が高2で高校数学を修了したと回答した。また、高校入学後に高校数学をスタートした人でも、高2までに学習を修了した人は65.8%に達している。
調査対象者に英検の取得級を尋ねた質問では、84.1%が東大の出願要件であるCEFR A2程度に相当する、準2級以上を取得しており、準1級・1級の取得者も35.1%に達した。3級の取得者(4.5%)は、いずれも小・中学生時に取得したもので、その後は受験していないと答えている。また、準2級取得者のうち9.5%は、中学生以下に取得したという。
英検2級以上の取得時期は、高1の終わりまでが87.0%に達している。
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