LINEは、同社が運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が全国の高校生を対象に実施した、ふだんの所持金や使用しているお財布のタイプ、お財布の中に入れているものなどに関する調査結果を、4月7日に発表した。同調査は、2月16日~17日の期間に行われ、1043名から有効回答を得ている。
調査対象者に、ふだん現金をどのくらい持ち歩いているかを尋ねたところ、現金を持ち歩いている高校生は93%で、高学年になるほど現金を持ち歩く人が多い。ふだん持ち歩いている金額は「1000円~2000円台」(35%)がもっとも多く、「3000~4000円台」(29%)がそれに続いた。学年別では、低学年で「1000円未満」、高学年で「5000円以上」が多くなる傾向がみられる。
使用している財布のタイプを尋ねた質問では、「長財布」が最多で、「二つ折り財布」「三つ折り財布」がそれに続く。男女別では、女子の方が「二つ折り財布」よりも「三つ折り財布」が多かった。なお、低学年になるほど「コインケース(小銭入れ)」や「カードケース・カード入れ」を使う人が多くなる。
お金やレシート以外に財布に入れているものとしては、「クーポン券/割引券」がもっとも多く、男子で1位、女子でも2位にランクインしている。2位は「プリクラ」、3位は「おみくじ」、4位は「おまもり/お札」、5位は「過去の映画・イベントなどのチケットの半券」がランクインした。
お店で買い物をしたときなどに貯まるポイントやスタンプカードを、貯めているかを尋ねたところ、7割近くが「貯めている」と答えている。男子よりも女子の方が貯めている人が多く、とりわけ高校3年の女子では76%に達している。また、学年が上がるほど「貯めている」割合が多くなる。
おこづかい帳や家計簿といった、収支がわかるものをつけているかを尋ねた質問では、「記録はつけていないし、レシートや領収書も保管していない」が最多で、「記録はつけていないが、レシート・領収書を保管している」がそれに続いた。記録方法としては、「デジタル・アプリのおこづかい帳・家計簿サービス」と「紙のおこづかい帳・家計簿」が同率で最多だった。
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