昨今2020年からのプログラミング教育必修化の話題が盛り上がっていますが、諸外国では以前からコンピュータサイエンス教育(CS教育)が注目され、プログラミングを含んだ授業が展開されています。本連載では、MicrosoftでCS教育に関連する製品開発を経験し、現在はロンドンでCS教育について研究している筆者が、イングランドを中心にグローバルなCS教育事情をひもとき、プログラミング教育の可能性を考察していきます。第1回となる本稿では、2014年から「コンピューティング」が必修化され、かなり高度な内容も授業に含まれているというイングランドの実情を解説します。
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鵜飼 佑(ウカイ ユウ)
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、東京大学大学院修士課程修了。水中ロボットを用いた水泳教育支援システムの研究開発を行い、2011年には情報処理推進機構より未踏のスーパークリエータに認定される。その後マイクロソフトのオフィスやマインクラフトエデュケーション開発チームにてプログラムマネージャを務め、Off...
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