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コロナ禍で「自分の将来は明るいと思う」と感じる人が減少【大学生の将来設計に関する意識調査2021】

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2021/03/25 15:20

 スパークス・アセット・マネジメントは、全国の大学生・短大生を対象に実施した「大学生の将来設計に関する意識調査2021」の結果を、3月24日に発表した。同調査は、2月22日~25日の期間に行われ、1000名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、1人暮らしをしているかを尋ねたところ、1人暮らしをしている大学生は29.3%に留まった。アルバイトをしているかを尋ねた質問では、「している」という回答は66.0%で、男女別では女性が68.6%、男性が63.4%となっている。外出自粛を心がけているかを尋ねたところ、「心がけている」は86.0%に達した。

 大学生活を楽しんでいるかを尋ねた質問では、「楽しんでいる」が70.6%で、大学の講義はオンラインで受講することが多いかを尋ねたところ、「多い」は82.8%に達している。夢に向かって挑戦しているかを尋ねた質問では、「している」は58.5%だった。また、社会貢献活動をしている大学生は、21.9%となっている。

 新型コロナ禍で、アルバイト収入を得ることが難しいかを尋ねたところ、「難しい」は52.9%で、経済面で生活苦を感じているかを尋ねた質問では、「感じている」が39.2%となった。

 大学を中退しようと考えているかを尋ねたところ、「考えている」は3.6%で、生活苦を感じていると回答した人では6.1%に上っている。

 新型コロナ禍で、自身の大学生活での家計(収入・支出など)に変化はあったかを尋ねた質問では、「大きく変わった」が18.1%、「少し変わった」が36.7%と、合わせて54.8%が「変わった」と回答した。

 新型コロナ禍で、自身のお金に対する意識に変化はあったかを尋ねたところ、「変わった」は70.8%だった。「変わった」と答えた人に、変化の内容を尋ねた質問では、「節約しようと思うようになった」(79.7%)がもっとも多く、以下「貯蓄は大切だと思うようになった」(66.4%)、「家計管理は大切だと思うようになった」(45.1%)、「資産運用は大切だと思うようになった」(26.7%)、「将来のためにお金を使おうと思うようになった」(25.6%)が続いている。

 新型コロナ禍で、自身の将来設計に変化はあったかを尋ねたところ、「変わった」は56.2%で、具体的には「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」(42.2%)、「とにかく就職できればいいと思うようになった」(32.6%)、「いつか結婚したいと思うようになった」(28.8%)、「老後はのんびり暮らしたいと思うようになった」(27.8%)、「将来、子どもがほしいと思うようになった」(19.6%)などの回答が寄せられた。

 新型コロナ禍で、「就職」について考えるようになったかを尋ねた質問では、「よく考えるようになった」が35.8%、「少し考えるようになった」が48.7%と、合わせて84.5%が考えるようになったと答えている。「結婚」については「考えるようになった」が49.2%、「子育て」については「考えるようになった」が33.9%、「住宅購入」については「考えるようになった」が20.8%となっている。

 新型コロナ禍で、「老後のくらし」について考えるようになったかを尋ねたところ、「考えるようになった」は36.2%で、「将来の備え(預貯金・資産運用)」については71.7%が「考えるようになった」と答えている。

 自身の将来を明るいと思うかを尋ねた質問では、「明るい」が10.4%、「どちらかといえば明るい」が44.4%で、合わせて54.8%となっている。新型コロナ禍以前に、自身の将来を明るいと思っていたかを尋ねたところ、「明るい」は66.6%だった。

 現在と、新型コロナ禍以前を比較すると、現在の見通しで「明るい」と答えた人は、新型コロナ禍以前と比較して11.8ポイント低くなっている。

 自身の将来について、不安に感じていることとしては、「就職活動」(58.2%)が最多で、「将来の仕事内容」(54.0%)、「貯蓄」(41.2%)、「就職後の人間関係」(40.2%)、「卒業後の生活費」(35.8%)がそれに続いた。

 自身の将来について、相談できる人は「母親」(67.5%)がもっとも多く、以下「父親」(43.8%)、「学校の友人」(38.7%)、「以前からの友人(小学校・中学校・高校時代の友人など)」(38.0%)、「兄弟姉妹」(21.4%)が続いている。

 現在、将来の備えとしてやりたいと思っていることを尋ねたところ、「預貯金」(56.5%)、「学業に励む」(49.3%)、「資格の取得(またはそのための勉強)」(46.8%)が上位を占めている。

 新型コロナ禍以前に、将来の備えとしてやりたいと思っていたことを尋ねた質問では、「学業に励む」(46.3%)が最多で、「預貯金」(45.7%)、「資格の取得(またはそのための勉強)」(36.0%)がそれに続いている。新型コロナ禍の前後で比べると、将来の備えとして「預貯金」と回答した対象者が増加した。

 初任給の希望額は、「20万円~25万円未満」(49.3%)がもっとも多く、平均は24.4万円だった。就職から5年後の月給の希望額は「30万円~35万円未満」(31.2%)が最多で、平均は34.8万円となっている。さらに、就職から10年後の月給の希望額を尋ねたところ、「40万円~50万円未満」(23.3%)、「30万円~35万円未満」(22.0%)、「50万円~60万円未満」(15.8%)が上位を占め、平均は46.1万円だった。

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