教育出版社の増進堂・受験研究社は、中学・高校の教員向けオンラインワークショップ「CLILから教科横断を考える~指導方針制作ワークショップ~」を3月5日に開催する。
同社は、教育現場における教材活用支援の一環として教員向けワークショップを定期的に開催しており、今回は、教科科目やテーマと、第二言語とを同時に学ぶアプローチである「CLIL:Content and Language Integrated Learning(クリル、内容言語統合型学習)」の普及に向けて実施される。
「外国語を学ぶ」ではなく「外国語で学ぶ」CLILは、言語の習得に熱心ではない学生の学習意欲を高めるほか、思考力やコミュニケーション能力、文化の相互理解などを促進する効果があるとして、注目が高まっている。
今回のワークショップは、昨年11月に実施された前回に続き、 高校の教育現場で長年CLIL指導を実践してきた大阪府立箕面高校英語科教諭の森田琢也先生が講師を務める。普段の授業実践の様子や、その活動の背景にある他教科の教員とのチームビルディングの現状が紹介される予定。
また、参加対象を英語だけでなく各教科の教員としており、仮想授業の指導方針・指導案の制作の時間を設けることで、教科横断の可能性についても参加者と議論したいとしている。
開催日時は3月5日(金)の19~21時で、Zoomを利用してオンラインで実施される。参加対象者は中学・高校の教員で参加無料。事前登録制で、申込締め切りは3月4日(木)の23時まで。Peatixのイベントページから申込を受け付けている。
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