Lentranceは、同社の学習用ICTプラットフォーム「Lentrance(レントランス)」の新機能として、学習履歴データを分析・活用するための基盤である「Lentrance Analytics(レントランス アナリティクス)」を2021年度中に商用提供することを発表した。
「Lentrance Analytics」は、学習用ICTプラットフォーム「Lentrance」と連動し、学習履歴データを、可視化・分析・活用するためのソリューション。
これにより、「Lentrance」に搭載された教科書・教材等の様々なコンテンツ利用における学習履歴データの分析・活用が可能になる。更にコンテンツと連動させることで、ドリルやテストの正誤判定結果を含む学習履歴データにも対応する。
第一段階として、学習者・指導者・教育コンテンツホルダーに対して学習履歴データを可視化するためのダッシュボードを提供する(サービス提供範囲は順次拡大していく予定)。「Lentrance Analytics」の先行開発版は、既に実証研究用として提供しており、港区の小中学校等にて運用の実績がある。
「Lentrance」および「Lentrance Analytics」は、公教育・私教育の双方で利用できるパブリッククラウド対応の学習用ICTプラットフォームで、アカウント情報に個人の設定やデータが連動(クラウド配信方式の場合)しており、BYOD(Bring Your Own Device)方式での利用にも対応している。そのため、学校における「対面授業」「オンライン授業」「対面授業とオンライン授業の併用」といった全ての授業形態で一元的に利用することが可能。
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