レゴ エデュケーションは、スポーツをテーマに理科・物理の基本原理を学べる、新しい2つの教材「BricQモーション ベーシック」と「BricQモーション プライム」を発表した。日本では1月4日から予約注文を受け付けている。
新教材はSTEAM授業の導入を容易にするアンプラグド教材で、「BricQモーション ベーシック」が小学校低・中学年を、「BricQモーション プライム」が小学校高学年・中学生を対象としている。スキーや体操、自動車レースなどさまざまなスポーツのテーマを用いることで、児童生徒の好奇心を引き出しながら、エネルギーや運動、作用など理科・物理の基本原理を動くブロックモデルを用いた実験を通して学んでいく。
小学校低・中学年向けには、作用反作用の力を学ぶユニット、運動パターンを観察するユニットがあり、何をどのように調べて問題や疑問を解決すべきかを学ぶことができる。また、小学校高学年・中学生向けには、物体の力と質量を学ぶユニットがあり、ニュートンの法則を応用し科学的探求力を深めることができる。各ユニットには、問題を分析したり考えたりしやすいよう、変数や角度、高さ、長さなどの数値が見てすぐわかるパーツも用意されている。
日本の学習指導要領に対応するレッスンプランも用意されている。現場の教員が作成した就学段階に応じた3つの学習ユニットがあり、算数や国語の要素を取り入れたり、目的に合わせて自由にカスタム化したりすることもできる。すぐに授業で使えるよう、教員向けガイド動画や評価にあたっての指標、生徒用の動画やワークシートのテンプレートといったサポートツールも用意されている。さらに、効果的にSTEAMの授業を実践できるよう、教員向けの総合的かつ専門的な学習プログラムが提供される予定。
「BricQモーション ベーシック」は全523パーツ(レゴブロック、補充パーツを含む)で構成され、仕分けトレー付き収納ボックスと組み立て説明書2冊、学習ユニット「Train to Win(トレーニング)」(低学年向け)と「Winning with Science(科学の力で勝とう)」(中学年向け)がセットになっている。
「BricQモーション プライム」は全562パーツ(レゴ ブロック・レゴ テクニック、補充パーツを含む)で構成され、仕分けトレー付き収納ボックスと組み立て説明書1冊、学習ユニット「Science of Sports(スポーツの科学)」(小学校高学年・中学生向け)がセットになっている。
いずれもオープン価格で、児童生徒2人1組で利用できる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア