東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセは、2020年10月25日に実施された「全国統一高校生テスト」を受験した高校生を対象とした、学習面での課題と学習の不安を相談する相手に関する調査の結果を、12月25日に発表した。
調査結果によれば、現在の学習面でもっとも課題だと思うことについて、すべての学年で「勉強へのモチベーション」が最多となった。学年が上がるにつれて「成績が伸びないこと」を挙げる生徒が増えている。
学習面でもっとも課題だと思うことについて尋ねた質問への回答の変化を6月からみていくと、「勉強へのモチベーション」が最多なのは変わらないものの、全学年で「成績が伸びないこと」を挙げる生徒が増加していた。その一方で、「勉強へのモチベーション」「勉強そのもの、勉強のやり方」を挙げる生徒は減っていることが明らかになった。
学習計画や学習の不安を誰に相談するかを尋ねたところ、いずれの学年でも「友人」が最多で、「友人」と答えた割合は学年が上がるにつれて増加している。また、学年が上がるにつれて「塾や予備校の先生」という回答が増えるとともに、「保護者」が減少する傾向がみられた。
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