フロムページは、受験生を対象に11月1日から実施している2021年度入学の調査のうち、新型コロナ禍での不安と、大学情報収集の際にもっとも役立った情報源についての中間報告を、12月18日に発表した。12月4日時点での有効回答者数は1161名で、回答者のほとんどは総合型選抜と学校推薦型選抜(指定校)での入学者。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の流行にあたって、受験前に特に不安に感じていたことを尋ねたところ(複数回答)、「休校による勉強の遅れ」(50.7%)がもっとも多く、「志望校検討が不十分」(30.7%)、「部活動の大会中止」(25.8%)、「教員への進路相談のしにくさ」(22.4%)がそれに続いた。
なお、「その他」では「来場型オープンキャンパスの中止」「入試の変更・中止」「大学進学後の状況」「新型コロナウイルスへの感染」といった回答がみられる。
大学の情報を集める上で、もっとも役に立ったものを尋ねた質問では、「大学ホームページ」(32.2%)が最多で、以下「大学案内パンフレット」(28.2%)、「Webオープンキャンパス」(26.9%)が続いている。
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