明日香は、保育園に子どもを預けている保護者を対象に実施した「SDGsと保育に関する意識の把握」を目的としたアンケート調査の結果を、12月17日に発表した。
同調査は、保育園に子どもを預けている保護者100名に対して、12月9日~10日の期間に行われている。
調査対象者に、保育園において自然や地域と関わりノスタルジーを感じさせる取り組みと、幼児教育として英語や体操などのカリキュラムを積極的に導入することのどちらを行ってほしいと思うかを尋ねたところ、「ノスタルジーを感じさせる取り組み」が25.0%、「幼児教育」が28.0%だった。
「ノスタルジーを感じさせる取り組み」を積極的に導入してほしいと答えた人に、その理由を尋ねた質問では、「自分が住んでいる地域のことを学ぶことは大切だと思う」「自然が少ない都会に住んでいるから」といった回答が寄せられている。
自身の子どもが通っている保育園では、周辺施設や地域住民との交流など地域社会に関係する取り組みが行われているかを尋ねたところ、「頻繁に行われている」が34.0%、「年に1・2回程度行われている」が48.0%だった。
自身の子どもが通っている保育園で、周辺施設や地域住民との交流など地域社会に関係する取り組みが「頻繁に行われている」「年に1・2回程度行われている」と答えた人に、具体的な取り組み内容を尋ねた質問では、「戦争時代を一緒に考える」「老人施設へ訪問」といった回答が寄せられている。
自身の子どもが通っている保育園で、周辺施設や地域住民との交流など地域社会に関係する取り組みが「行われていない」と答えた人に、今後取り組んでほしい取り組みを尋ねたところ(複数回答)、「農業・栽培体験」が66.7%、「職業体験」が58.3%、「昔ながらの遊び」が41.7%となった。
SDGsについて知っているかを尋ねた質問では、「名前だけでなく内容も知っている」が35.0%、「名前は知っているが内容は知らない」が35.0%となっている。
SDGsについて、「名前だけでなく内容も知っている」と答えた人に、保育園を複数の候補から選ぶ際、SDGsへの取り組みは基準の1つになるかを尋ねたところ、62.9%が「なる」、20.0%が「ややなる」と回答した。
保育園では、環境問題や地域貢献など社会的な取り組みを行うべきだと思うかを尋ねた質問では、「とても思う」が22.0%、「思う」が56.0%となっている。
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