全研本社は、キャリアアップに興味がある東京在勤の会社員を対象に実施した、会社員の英語学習に関する実態調査の結果を、12月1日に発表した。
同調査は、10月23日~26日の期間に行われ、111名から有効回答を得ている。
調査対象者に、「Zoom」などオンライン会議ツールを英会話で使用する際に、講師とのマンツーマンでの利用に抵抗があるかを尋ねたところ、「かなりある」という回答が19.9%、「ある」が28.8%だった。
オンライン会議ツールを用いた英会話で、講師とのマンツーマンでの利用に抵抗が「ある」「かなりある」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「オンラインでの講師との会話が緊張するから」(64.8%)がもっとも多かった。以下「他の受講生の発音やレベルなども気になるから」(46.3%)、「楽しくワイワイやりたいから」(38.9%)が続いている。
そのほか、自由回答では「かしこまった感じがする」「顔をあまり見せたくない」といった意見が寄せられた。
オンラインの英会話ではグループレッスンがいいと思うかを尋ねたところ、「強くそう思う」が10.0%、「そう思う」が34.2%となっている。
オンラインの英会話ではグループレッスンがいいと思う人(「強くそう思う」と「そう思う」と回答した人)に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「集団は緊張しないから」(55.1%)が最多となった。「コロナ禍で人と話す機会を増やしたいから」(42.9%)、「授業料を抑えられるから」(38.8%)がそれに続いた。
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