スタディプラスと教育開発出版は、学習塾における先生の効果的な学習管理をサポートすることを目的に、業務提携契約を締結したことを、11月24日に発表した。これにより、スタディプラスが提供する生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」と、教育開発出版が提供するデータベース型デジタル教材「eトレ」が提携する。
教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフラインおよびオンラインのコミュニケーションを支援するサービス。
教育開発出版が提供するデータベース型デジタル教材「eトレ」は、パソコンやタブレットの中に、最大で100万題の問題を収録し、生徒一人ひとりの学習状況に応じてプリント学習を進められる演習ツール。
今回の「eトレ」と「Studyplus for School」の連携により、「eトレ」の学習履歴や成績情報が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能となる。また、生徒の学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインできるようになる。
今回発表した提携に基づくデータ連携の開始は、2021年4月を予定している。
なお、今回の提携決定に際し、スタディプラスが主催するEdTechオンライン展示会「EDX EXPO」への「eトレ」の登壇が決定した。12月1日11時~12時に「eトレ」やその活用事例が紹介される。
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