TOEFLテスト開発・運営元の米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)は、新型コロナウイルス感染防止の対応策として今年3月(日本では4月)から実施してきたTOEFL iBTテスト自宅受験「TOEFL iBT Special Home Edition」について、受験者やスコア受取団体等からのニーズに応え、TOEFLプロダクトの一環として2021年以降も継続して実施することを決定した。継続的な実施決定を受けて、名称は「TOEFL iBT Special Home Edition」から「TOEFL iBT Home Edition」に更新される。
ETSおよびTOEFLプログラムは、今年3月(日本では4月)、新型コロナウイルス感染拡大によりテスト会場でのTOEFL iBTテスト受験が出来ない状況への対応策として、いち早く自宅受験「TOEFL iBT Home Edition」を導入。3月の導入以降これまでに163か国・地域で40万人以上の受験者が自宅受験のテストを受験している。
本テストは、テスト会場で受験する通常のTOEFL iBTテストと同じ内容、フォーマット、画面のテストをProctorUの試験監督者によるオンライン監視の下、受験者自身のパソコンを使用して自宅で受験するもので、そのスコアは会場での受験と同じく、TOEFL iBTテストの公式スコアとして教育機関等で活用される。
「TOEFL iBT Home Edition」が2021年以降もTOEFLプロダクトの一環として継続的に実施されることにより、TOEFL iBTテストは、今後も受験者自身が「自宅受験」「テスト会場受験」を選択できる体制が継続される。
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