ICT支援員普及促進協会は、「GIGAスクール構想」実現による急激な人材需要に対応すべく、「ICT支援員」に必要な基礎知識を習得できるWeb講習会を、11月9日~2021年1月17日の期間に開講する。募集期間は10月19日~2021年1月8日で、税込の参加費用は6200円。
同講習会は、ICT支援員の基礎知識習得に興味のある人や、技能習得を必要とする、GIGAスクールサポーター、ICT支援員に今後応募し、学校で業務を行うことを希望する人、GIGAスクールサポーター、ICT支援員を派遣しようとする企業・団体、もしくはすでに派遣している企業・団体の職員や個人、教育委員会、自治体、学校の教職員などを対象にしている。
コンテンツは「ICT支援員の役割」「校内のICT環境」「ICT支援員が意識すべきこと」で構成されており、すべてのコンテンツを受講して、確認テストを終了すると、自治体のICT支援員募集条件の1つである「ICT支援員Web講習会ブロンズコース終了証」が発行される。
ICT支援員は、学校の教員や子どもたちのICT活用を支える専門職。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、「GIGAスクール構想」が急加速し、当初は2023年度までを予定していた「全国の小中学校の児童生徒1人1台の端末整備」が、オンライン学習などへの対応のため大幅に前倒しされ、2020年度中に整備完了することになった。
これにともない、全国の教育委員会からのICT支援員募集が急増することが想定される一方で、現在ICT支援員は全国で約2000~3000名程度しかおらず、人材の育成が急務となっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア