トモノカイは、東海大学情報教育センターの白澤秀剛講師とともに進めている共同研究の成果「学習行動頻度を用いた中高生版主体的学習分類尺度の開発」を、9月2日~5日に開催された「教育システム情報学会第45回全国大会」で発表した。
同研究では、トモノカイ学習デザイン事業が2000名超の生徒の学習行動におけるデータを収集している。
同社は、東海大学とともに行ったデータの分析によって、生徒の主体性の変化を可視化するための尺度を開発した。
分析によれば、学年進行によって生徒の主体性の分類が変化する傾向がみられる。
また、学校やコースによって、主体性分類の構成比が異なることが確認されたほか、同分類によって家庭学習時間などの割合の違いがみられた。
これらの研究結果は、トモノカイが展開する放課後学習支援事業への活用や、ICT教育および総合的な探究活動の効果測定、指導方針の策定への応用が期待される。
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