ソニービジネスソリューションは、福岡市教育委員会がプログラミング教育用教材として、IoTブロック「MESH(メッシュ)」を採用したことを、9月10日に発表した。これにより、福岡市内の全公立小学校144校に配備される予定。
「MESH」は、人感センサーや温度センサーといった機能ごとのブロックと、身近なものとを組み合わせることで、「部屋に人が入ってきたら写真を撮影する」「気温の変化に応じて植木に水をやる」といった仕組みを手軽に作ることができるプログラミングツール。4月から採択された小学校6年生理科の主要教科書にも掲載されており、専用アプリで直感的なプログラミングを体験しながら、論理的思考力を身につけていく学習に活用されている。
今回採用されたのは、人の動きを感知する「人感ブロック」、明るさの変化を感知する「明るさブロック」、ブロックで検知した内容に従ってアクションを出力する「GPIOブロック」、GPIOブロックと組み合わせて使用することで、アクションのON/OFFを制御する「プログラミングスイッチ」(内田洋行製)。
なお、本案件では内田洋行が各学校に「MESH」を納入するとともに、教職員への「MESH」活用サポートなど、円滑なプログラミング教育の導入を支援する。
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