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高校生がチームでAIとICTの知識・技術を競う大会「シンギュラリティバトルクエスト」が開催

 シンギュラリティバトルクエスト実行委員会は、高校生が3人1組でチームを組み、AI/ICTの知識と技術、そしてチームワークを競う、AI/ICT総合競技会「第1回 U-18シンギュラリティバトルクエスト2020」の開催を7月29日に発表した。大会はオンラインで開催される。

「シンギュラリティバトルクエスト」
「シンギュラリティバトルクエスト」

 「シンギュラリティバトルクエスト」は、日本国内の高校でコンピューターを駆使して活動に励む「コンピューター部」「ロボット部」「プログラミング部」「ゲーム部」「eスポーツ部」といった部活動において、卓越した技術、情熱、感性を持つ優秀な人材・チームを発掘・育成するべく開催される。

 また、競技大会の様子を特別番組として放送・配信することで、コンピューターや次世代のテクノロジーに興味・関心を持つ高校生が、甲子園を目指す高校球児のように、AI/ICTとはあまり縁のない一般の人たちからも評価・称賛される「ヒーロー」的な存在であることを広く知ってもらうことをねらいとしている。

 今回の第1回大会におけるバトルクエストは、下記の5つのカテゴリーに分類されている(現在開発中のため、予選内容および決勝競技内容が変更になる場合がある)。

【AQ】AIクエスト(団体戦)

 膨大なデータで学習させたAIモデルを構築し、そのモデルの予測精度や速度を競う競技。

【CQ】サイバークエスト(団体戦)

 情報セキュリティに関する課題に対し、関連知識やソフトウェアを駆使し獲得点を競う競技。

【DQ】データクエスト(個人戦)

 データサイエンスや統計学の知見を用い、データから有用な知見の抽出スキルを競う競技。

【RQ】ロボクエスト(個人戦)

 設定された課題を解決するためのAI制御のロボットを開発し、その速度と精度を競う競技。

【XQ】Xクエスト(個人戦)

 UI/UX、HCI、デザイン思考等に重点をおいた、プロダクトのユーザビリティーを競う競技。

 大会の参加資格は、「日本国内に在住していること」「全日制高校、定時制高校、多部制高校、単位制高校、通信制高校、高等専修学校、専門学校 高等課程またはインターナショナルスクール(高等課程)のいずれかに在籍していること」「同じ学校に在籍している生徒3人1組でエントリーすること」の3点。

 参加募集期間は7月29日12時~8月31日17時。1次選考会は9月6日の9時30分~14時(予備日:9月13日)、研修会が9月28日~11月24日、決勝大会が12月27日(予備日:12月28日)にそれぞれ予定されている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/4233 2020/07/31 12:01

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