全国新聞社事業協議会(共同通信社加盟の地方新聞45社の事業部門で構成)は、全国の小学生を対象とした「みんなのみらい、みんなでつくろう~全国選抜小学生プログラミング大会」を開催することを、7月20日に発表した。
「みんなのみらい、みんなでつくろう~全国選抜小学生プログラミング大会」は、2020年度から必修化されたプログラミング教育の理解促進に加え、子どもたちのプロデュース力や考える力、表現力向上に寄与することを目的に、全国の地方新聞社と連携して開催する地方発信型のコンテスト。
各都道府県にて地方新聞社が地方大会を実施し、各県ファイナリストを選抜。全国大会出場権を獲得した子どもたちは、東京で行われる全国大会に出場し、全国から集まった代表と競い合う。
応募作品は独自の発想やアルゴリズムに基づいたプログラムにより制作した、アプリや映像、ロボット、ドローンなどで、プログラミング言語の指定はない。作品の提出だけではなく、プログラミング的思考に基づいたアイデアでの応募も可能。
テーマは「もっと好きになる わたしたちのまち」(自分が暮らす「まち」に関わることであれば内容は自由)。応募資格は全国の小学生で、個人でも団体(4名まで)でも応募できる。
予選となる地方大会は全国新聞社事業協議会に加盟する地方新聞社が主催し、地方新聞社が実施しない場合は共同通信社がオンライン審査を行う。
全国大会は2021年の3月21日に、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で行われる予定。発表時間は3分間で、作品制作のきっかけや思い、特徴、苦労した部分などをプレゼンテーションする。また、評価では技術力よりも発想力、表現力が重視される。
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