デジタル・ナレッジは、同社が運営するeラーニング戦略研究所が全国の大学の教職員100名を対象に実施した、オンライン授業の実施状況についてのアンケート調査の結果をまとめた報告書を、7月16日に公開した。
同調査によれば、オンライン授業の実施率は97%に達し、大学教育現場におけるオンライン授業の導入が全国的に進んでいることが明らかになっている。
導入時期は、「2020年3月以前」が4.2%だったのに対して、「2020年4月~5月」は93.7%と、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を機にオンライン授業への移行が進んだことがうかがえる。
一方で、オンライン授業については以下のような課題が浮き彫りになった。
- 学生のICT環境不足
- 教員のオンライン授業への対応力
- 新しい大学教育の在り方
そのほか同報告書では、大学で実践されているオンライン授業の詳細や、オンライン授業の運営を通じて見えてきた課題などについて、今後の展望も含めて紹介している。
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