ICT教材の企画開発・販売を行うSRJは、全国の学校、学習塾などの教育機関を対象に、入試改革や学習指導要領で求められる思考力・判断力・表現力の育成のための探究学習型アクティブラーニング教材「FUTURE」を7月29日に発売する。
「FUTURE」は、1つのテーマに対して、ワークシート式テキストとグループディスカッションを組み合わせた、1回の授業で完結できるアクティブラーニング型教材。朝日新聞「天声人語」や朝日中高生新聞から選ばれた時事テーマや、SDGsなど多岐にわたるジャンルの文章を、課題設定のための情報として掲載している。AO・推薦入試対策や、2022年度から導入される「探究」や総合、道徳の学習教材として活用できる。
ティーチャーズガイド・ワークシート記入例の提供に加え、カリキュラムやファシリテーションについての相談も受け付けるなど、アクティブラーニング授業が初めてでも、不安や無理なく指導が行えるようにサポートされている。
教材の具体的な学びのメソッドとしては、「文章の読み取り・課題設定」「課題の整理」「課題の共有 議論」「思考のまとめ 作文」がある。
テキストは小学生向けと中高生向けの2種類が用意されている。
小学生向け
- 対象:小学校高学年・中学受験希望者
- テーマ数:10テーマ+付録2テーマ
- 価格:1冊あたり1500円(税別)
中高生向け Vol.1、Vol.2
- 対象:中学生・高校生
- テーマ数:各20テーマ
- 価格:1冊あたり1500円(税別)
なお、同社は「FUTURE」のリリースを記念して、7月26日11時~12時に、学校や学習塾・スクール関係者を対象にした無料のWebセミナーを開催する。教材を監修・執筆した森弘達氏を招き、「今後の教育の変化と探求学習の取り組み」をテーマに講演が行われる。
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