東京工科大学は、2020年度の新入生を対象に実施した、コミュニケーションツールの利用状況などに関するアンケート調査の結果を、7月9日に発表した。
同調査は、2020年の東京工科大学全新入生(八王子キャンパス、蒲田キャンパス)を対象に6月中旬に行われ、1390名(74%)から回答を得ている。
SNS利用率では、「Instagram」が調査開始以来5年連続の増加で、女子でははじめて8割超に達し、「Twitter」や「LINE」とともに主流として定着した。男子でも、「Instagram」が5年間でもっとも高い伸びとなり、「LINE」と「Twitter」も高水準を維持している。「TikTok」は前年比で倍増し、女子では3割に達した。
連絡手段は「LINEメッセージ」が6年連続で9割を超えたほか、「InstagramのDM」も女子の6割弱、男子の2割超で2位にランクインしている。一方、「TwitterのDM」や「キャリアメール」は漸減傾向がみられる。
通話手段は「LINE通話」が依然として主流で、「キャリア通話」は大幅に減少した。ビデオ通話では「LINEビデオ通話」が最多で、「Zoom」がそれに続く。「Discord」や「FaceTime」には、大きな変動はみられない。
「YouTube」はほぼ全員が利用しており、「Amazonビデオ」が倍増、「AbemaTV」「TVer」「Netflix」など全般的に増加傾向となっている。ただし、「ニコニコ動画」は4年間で約2割減少した。
新入生の半数以上が、入学前にSNSなどで連絡を取り合っており、女子は6割超で男子と比較して20ポイント以上高くなっている。
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