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Preferred Networksが子ども向けプログラミング教材を開発、AI開発の最前線で活躍するエンジニアが手掛ける

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2020/07/07 07:00

 深層学習技術やロボティクスといった先端技術の研究開発を行うPreferred Networks(プリファードネットワークス、以下、PFN)は、AI技術の実用化が進む時代に世界レベルで活躍できる人材の育成を目指し、コンピューターサイエンス教育事業を立ち上げたことを7月6日に発表。その第1弾として、小学生から始めるプログラミング教材「Playgram(プレイグラム)」を開発した。さらにやる気スイッチグループと提携し、プログラミング教室パッケージとして首都圏3教室での対面授業および家庭でのオンライン授業に順次導入していく。同日に行われたメディア向けのオンライン発表会では、「Playgram」開発の経緯が語られ、教材のデモンストレーションも併せて実施された。

コンピューターサイエンスに強みを持つPFNが教育事業に参入する理由

 発表会の冒頭、PFNのフェローである丸山宏氏が、コンピューターサイエンス教育の現状について解説した。

株式会社Preferred Networks フェロー 丸山宏氏
株式会社Preferred Networks フェロー 丸山宏氏

 「世の中の価値がソフトウェアの方向にシフトしている」現在、プログラミング教育をはじめとする、コンピューターサイエンス教育の重要性はますます高まっている。さらに、その教育の中身はプログラミングの歴史とともに変わりつつある。丸山氏は「今の子どもたちが大人になった時代のプログラミングに柔軟に対応できる教育を行わなければならない。新しい世代のプログラマは、育成するのではなく、自ら『育つ』環境を整えることが重要」と語り、同社の教育事業の背景にある考え方を説明した。

今後、先進的な企業で必要とされるのは正解のない問いに向き合える「創造力」を持つ人材
今後、先進的な企業で必要とされるのは正解のない問いに向き合える「創造力」を持つ人材

 続いて、同社 代表取締役 最高経営責任者の西川徹氏が、教育事業参入の理由と実際の事業の概要について解説した。

株式会社Preferred Networks 代表取締役 最高経営責任者 西川徹氏
株式会社Preferred Networks 代表取締役 最高経営責任者 西川徹氏

 「現実世界を計算可能にする」というビジョンを持つ同社は、コンピューターサイエンスを軸として、さまざまな問題解決に取り組んでいる。西川氏は、「これからの社会において、コンピューターサイエンスは多くの事業や分野において核であり、コンピューターを使いこなす人の層の厚さが競争力の源泉となる」と話す。そして、「優秀な人材の層を厚くすることが、産業全体の活性化につながる。中長期的な視点でCSRにとどまらない投資を行い、将来的にはPFNの事業の柱の1つとなることを目指す」と続けた。


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