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アダプティブラーニング教材「すらら」が、大分県の不登校児童生徒支援の自宅学習ICT教材として採択

 すららネットは、同社の提供するアダプティブな対話式ICT教材「すらら」が、大分県が行う不登校児童生徒支援の自宅学習ICT教材として採択され、6月より本格活用されることを6月23日に発表した。

 「すらら」は小学校から高校までの国語、算数・数学、英語、理科、社会5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人ひとりの理解度に合わせて進めることができるアダプティブなeラーニング教材。レクチャー機能やドリル機能、テスト機能により、習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現する。

 同社は不登校児童生徒の学習支援に力を注いでおり、「すらら」による学習機会の提供、不登校の悩みを持つ保護者に対し、子どもが自分のペースで自宅学習を進められる勉強法を提案する「すららコーチ」によるサポートをするなど、多方向から子どもの学びと保護者のサポートを支援している。

 大分県内には約1600名(小・中学生、2018年度)の不登校児童生徒がおり、その中には教育支援センターやフリースクールなどともつながりがなく、どこからも支援が受けられていないケースが存在することから、県として、不登校支援の家庭学習サポートを行うこととなった。

 今回のサポートは、教員経験者である「家庭学習支援員」が行う。また、必要に応じて保護者とも連携し、学習面、心理面ともにサポートしていく。「すらら」の「無学年方式」の特徴を活かし、初めて学ぶ単元でも、わかりやすく学べるレクチャー機能や、アダプティブに個別最適化された形で出題されるドリル機能により、児童生徒一人ひとりの状況に合った学習を提供していく。支援者は学習管理画面を活用し、一人ひとりの児童生徒の学習状況や進捗を把握し、個別にサポートを行う。

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https://edtechzine.jp/article/detail/4047 2020/06/25 07:00

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