ARROWSは、大塚製薬と共同開発した熱中症を学ぶ教材「汗をとりもどせ! みんなで防ごう、熱中症」の、中学校の教員への無料での提供を6月16日に開始した。
「汗をとりもどせ! みんなで防ごう、熱中症」」は、「子どもたちに自社の製品・サービスを知ってもらいたい」法人と「子どもたちによのなかにふれる機会を作ってあげたい」教員を授業を通してつなぐサービス「SENSEI よのなか学」の教材として、申し込みを行った教員に対して提供される。
同教材は、熱中症に関する最先端の研究に基づき、正しい対策や対処法を発信している大塚製薬とともに、「熱中症になる子どもをゼロにしたい」という想いから、正しい熱中症の知識・予防法について、教員が授業で教えられる教材として開発している。
教材は、人間の適応能力の話から汗にまつわるトリビア、その他学校での熱中症事故事例などをおりまぜながら当事者意識を促す構成の授業スライドと、シミュレーションゲーム風にストーリーが進み、生徒が楽しみながら学べる映像授業で構成される。
なお、ARROWSが全国の中学校の教員に行った調査によれば、熱中症に関する授業は例年5~7月に実施されている。しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の影響による休校で、熱中症に関する授業を実施できていなかったり、十分な時間が取れなかったりといった課題がみられる。
一方、中学生に行った調査では、57%の生徒が「自分が熱中症になる可能性は低い」と考えていることから、中学生自身の意識改革も必要となっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア