リクルートマーケティングパートナーズが提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」は、新型コロナウイルス感染症の影響拡大を受け、全国の小学校・中学校・高等学校に対しての支援を決定した。
同社は小、中、高等学校の臨時休校を受け、「スタディサプリ」「スタディサプリfor TEACHERS」を自治体・学校に4月30日まで無償提供する。
学校および先生は「スタディサプリfor TEACHERS」を通して、児童・生徒に「スタディサプリ」上の講義動画や確認テストなど家庭学習の範囲・単元の指示、テスト正答率などの実施状況の確認ができる。加えて、コミュニケーション機能での連絡・確認事項の一斉・個別での送受信など、休校中の連絡手段としても活用可能。
対象は実用的な支援実現のため、生徒・児童および学校・先生がPC、タブレット、スマートフォンといった利用環境およびWi-Fiなどのネットワーク環境を備えていることが条件となっている。また申し込み完了後、初期設定やアカウントの配布は自治体(教育委員会)および学校から行う必要がある。さらに、自治体(教育委員会)単位で申し込む場合、保護者、児童・生徒からの問い合わせを自治体(教育委員会)でとりまとめ・集約する必要がある。無償提供については高等学校で100校、小、中学校は20自治体程度が上限となっている。
申請には問い合わせフォームのカテゴリで「学校でのご導入について」「【期間限定】スタディサプリ無償提供支援について」を選択の上、必要事項を記入する必要がある。
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