コドモンは、埼玉県川口市の公設公営保育所において、子ども施設向けICTシステム「CoDMON(コドモン)」の実証実験を、2020年1月から実施する。
今回の実証実験では、川口市の公設公営保育所2園において行われ、職員の働き方改革や保育の質向上といったICT化の効果を検証し、2020年度以降にすべての公設公営保育所(27園)での導入も視野に検討していく。
コドモンは、自治体実証実験用として、公立保育所でのICT導入を検討している自治体に、「CoDMON」の全機能を最大1年間無料で使えるプログラムを提供している。
今回の実証実験においては、登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎え・延長連絡を保護者アプリから申請できる「遅刻・欠席・お迎え・延長」、あらかじめ登録したテンプレートに連絡事項を記載するだけで情報配信が可能な「お知らせ一斉配信」、園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定および家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)といった園児ごとの情報を一元管理できる「園児台帳」、園児の登降園記録をICカードやタッチパネルによる打刻機能で自動管理し、延長保育の料金計算も自動化が可能な「登降園管理」、帳票を「CoDMON」上にアップロードして使用できる「指導案・日誌作成」などの機能が導入される。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア