Classiは、同社が提供する教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」における学習動画の検索機能をアップデートしたことを、12月10日に発表した。
「Classi」は、アダプティブラーニング、アクティブ・ラーニング、コミュニケーション、ポートフォリオの4つの視点で「新たな学び」を支援するクラウドサービス。「Classi」が提供する学習動画は、各生徒のテスト結果に基づいた動画がレコメンドされており、生徒一人ひとりの学習進捗度に合わせた(個別最適化された)学習で活用できる。
今回、従来の動画タイトルに含まれる単語による検索に加えて、動画内の「板書」や「音声」に含まれる単語による検索が可能となった。また、「板書」「音声」はともに英語と日本語に対応しており、対象コンテンツは「Classi 学習動画 高校ベーシック」で掲載している英語・数学・国語教科に関する1000本。
具体的には、「Classi」学習動画内の「板書」や講師の「音声」に含まれている重要かつ登場頻度の高い単語を、AIが自動抽出することで、「板書」や「音声」の内容からでも動画を検索することが可能となった。志望校の試験頻出作品に絞って学習したい場合や、苦手な分野を強化したい場合などにおいて、効果的に学習動画を活用できる。
なお、検索性能の向上により、学習動画の視聴回数が前年度から117%増加しており、生徒の学習意欲の向上につながっている。
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