小学館集英社プロダクションは、全国の小学生の子どもを持つ保護者330名を対象に実施した、インターネットによる宿題に関するアンケート調査の結果を、10月15日に発表した。小学生の子どもを持つ保護者の多くが、自分の子どもを学習に向かわせるために四苦八苦していることが伺える調査結果となった。
保護者が自分の子どもを宿題に取り組ませるための対応として、最も多かったのは「はじめる時間を決めさせる」(34.5%)、次いで「やらないとゲームができないなどマイナスの条件を出す」(28.8%)、「ご褒美などプラスの条件を出す」(28.5%)、「とにかくやりなさいと言い続ける」(27.6%)、そして「何も言わない」(17.3%)が上がった。子どもを宿題に取り組ませるために、これといった解決策は定まっていないことが分かった。
また、子どもを学習する気にさせたい時の解決策を探す際は、「子育て情報サイト」(26.0%)が最多で、次いで「近親者の意見」(24.5%)、「ママ友の意見や口コミ」(23.1%)、「雑誌、新聞、テレビなど」(18.7%)、そして「情報誌など」(18.3%)といった回答が続いた。保護者の情報収集方法が分散傾向にあり、解決の糸口が見つからない様子も垣間見えた。
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