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10カ国の中高生が参加するサイエンス合宿「Manai Summer Program 2019」が開催

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2019/08/26 10:45

 サイエンスに特化したインターナショナルスクール 「Manai Institute of Science and Technology(以下、Manai)」を開設するISSJは、7月28日から8月3日までの7日間、北海道大学 フード&メディカルイノベーション国際拠点にて、中高生を対象とした「Manai Summer Program 2019(マナイ サマー プログラム2019)」を開催した。

 今回で7回目の開催となった「Manai Summer Program 2019」は、Manai(ISSJ)プログラムの特徴でもある、サイエンスリサーチが中心。生徒の自発性・積極性を促す授業スタイルの確立を目的としている。

 本プログラムでは、日本をはじめ、タイ、モンゴル、アメリカ、フィリピン、ベトナムなど10カ国25名の中高生が6つのグループに分かれて研究に取り組んだ。「運動と反射の関係」「心理と五感の錯覚」「バイオ燃料を作ることは可能か」の3つのテーマごとに分かれ、「背景と目的」「仮説」「実験」「データ抽出」「データ分析」「次の課題と検証」「引用文献」から構成される研究計画書を作成。そして自らの研究を真摯な姿勢で他者に伝えるプロセスを体験した。

 生徒たちはManaiメンターのガイドとベーシック・スキルの講座を受けつつ、北海道大学講師陣によるワークショップを参考にしながら、研究を進めた。

未来のサイエンティストのためのワークショップ

 北海道大学の研究者によるワークショップでは、生物学的化学反応を利用したオリジナルの石鹸の製作や、鈴木・宮浦カップリング(化学反応の一つ)による蛍光染色の実験、浸透膜の特性を使った水処理および再生技術に関するワークショップが行われた。参加者からは「浸透膜実験は非常に楽しくインタラクティブな方法で新しい知識を理解する良い機会でした」「蛍光色素の有機化学や電磁スペクトルなどに関する講演は本当に興味深いものでした」といった感想が寄せられた。

 また、Manaiメンターによるワークショップでは、サイエンス・プレゼンテーションのベーシックスキルを体系的に学び、最終日のプレゼンテーションに活用した。

学生と研究者をつなぐコミュニケーションイベント「Manai Cafe」

 「Manai Cafe」は「年齢や立場を超え様々なバックグランドを持つ人々の自由な交流こそ、異分野をつなげ新たな探求を生む」というManaiの想いから生まれたコミュニケーションイベント。北海道大学の研究者、学生、そしてManaiスタッフがカジュアルな雰囲気の中、ドリンクや参加者の国のお菓子を片手に、研究者の研究に興味深く聞き入り、生徒は自分の興味分野について情熱的に語る場面も見受けられた。

 最終日のプレゼンテーションに向け、生徒たちは、Manaiメンターのガイドのもと、仮説を立て、実験、分析、解決策を構築し、深夜までグループディスカッションを重ねた。最終日のプレゼンテーションでは、全てのグループが研究発表を行い、会場内の北海道大学研究者、メンターや他の生徒から質問を受けた。

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