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動画教材を自作しよう! パワポやYouTubeを使った授業実践例の紹介

ゼロから始めてここまでできる! 公立高校でのICT教育実践 第4回

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 本連載では公立高校の教員である筆者が、非モデル校においてゼロからICTを活用した授業に取り組んだ際の知見と事例を紹介します。前回は、さまざまなWebサイトやアプリを活用した実践でした。今回は動画教材を自作する方法を紹介します。

動画教材を自作してみる!

 自身の授業としっかりと沿った動画教材が必要なら、自分で作るのもひとつの手です。何もアニメーションや効果音をつけて、作り込む必要はありません。黒板やスクリーンを使って説明している所を撮影するのです。つまり、普段の授業を撮影するだけですね。

 国語では、文法や文学史を動画にするのがオススメです。暗記の部分は、全員で授業を受けなくとも、家でその部分を見てくることで理解できますし、何度も見返すこともできて好都合なのです。撮影時、高価なビデオカメラを準備する必要はありません。現在ではスマートフォンやタブレットで動画を撮影し、編集することも可能になりました。編集もそれほど凝る必要はないので、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 ほかには、パワーポイントの内容を動画にする方法もあります。パワーポイントのスライドデータを作成し、その中にナレーションを入れて動画にします。この方法だと、スライドと先生の音声だけを動画にすることもできるため、顔を出す必要がありません(私は顔出しにしていますが)。そのほうが都合が良い場合は、こちらもオススメします。

パワーポイントのスライドを動画に。解説も入れられます。
パワーポイントのスライドを動画に。解説も入れられます。

どこにアップロードするの?

 「撮影したはいいけどどこにアップロードするの?」といった問題があります。もし、学校で生徒と共有できるプラットフォーム(授業支援ツールなど)があれば、そちらを使用するのがベストです。その環境が整っていない場合は、インターネット上のプラットフォームを利用するしかありません。現在、動画共有サイトはたくさんありますが、やはり「YouTube」が良いでしょう。

YouTubeにチャンネルを作成
YouTubeにチャンネルを作成

 その理由は、日本では最も知名度がある動画投稿サイトで、生徒にも馴染みがあるからです。また、基本機能であれば無料で利用できるため、気軽に活用できます。現在は各携帯キャリアでYouTube見放題のプランも出てきています。生徒の負担もより軽減できるのではないでしょうか?


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著者プロフィール

  • 浅見 和寿(埼玉県立川越工業高等学校)(アサミ カズトシ)

     東秩父村出身。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了。大学院在学中、国際交流基金から助成を受け、北京師範大学にて日本語講師を経験。修了後、埼玉県立松山高等学校に国語教員として勤務。その後、現職。元・東京成徳大学非常勤講師。勤務校で生徒に国語を教える傍ら、大学講師や初任者研修講師として教員養成にも...

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