動画教材を自作してみる!
自身の授業としっかりと沿った動画教材が必要なら、自分で作るのもひとつの手です。何もアニメーションや効果音をつけて、作り込む必要はありません。黒板やスクリーンを使って説明している所を撮影するのです。つまり、普段の授業を撮影するだけですね。
国語では、文法や文学史を動画にするのがオススメです。暗記の部分は、全員で授業を受けなくとも、家でその部分を見てくることで理解できますし、何度も見返すこともできて好都合なのです。撮影時、高価なビデオカメラを準備する必要はありません。現在ではスマートフォンやタブレットで動画を撮影し、編集することも可能になりました。編集もそれほど凝る必要はないので、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ほかには、パワーポイントの内容を動画にする方法もあります。パワーポイントのスライドデータを作成し、その中にナレーションを入れて動画にします。この方法だと、スライドと先生の音声だけを動画にすることもできるため、顔を出す必要がありません(私は顔出しにしていますが)。そのほうが都合が良い場合は、こちらもオススメします。
どこにアップロードするの?
「撮影したはいいけどどこにアップロードするの?」といった問題があります。もし、学校で生徒と共有できるプラットフォーム(授業支援ツールなど)があれば、そちらを使用するのがベストです。その環境が整っていない場合は、インターネット上のプラットフォームを利用するしかありません。現在、動画共有サイトはたくさんありますが、やはり「YouTube」が良いでしょう。
その理由は、日本では最も知名度がある動画投稿サイトで、生徒にも馴染みがあるからです。また、基本機能であれば無料で利用できるため、気軽に活用できます。現在は各携帯キャリアでYouTube見放題のプランも出てきています。生徒の負担もより軽減できるのではないでしょうか?