中国のDJIは、ロボットコンテスト「ROBOMASTER 2019」を、8月3日~11日(現地時間)に中国・深セン市で開催する。
「ROBOMASTER」は、ロボットの設計や開発を学ぶ学生エンジニアが世界中から参加し、チーム単位で競い合う世界最大級の次世代ロボットコンテスト。優勝チームには、ゴールドメダルと7万5000米ドルが贈呈される。
同コンテストでは、参加チームがエントリーから9か月間、大会で必要なチームワーク、ゲーム戦略やテクニカルに関する問題を解決する能力、理論的な知識を実践で活かす能力などが複合的に試される。
若い学生エンジニアたちがスキルを実際に披露し、工学をエンターテインメントとして紹介できるプラットフォームで、コンテストを通じて学んだことを、社会が抱える課題を解決する実用的なアプリケーションやソリューションとして開発する可能性を秘めている。
日本からは、福岡の大学生や高専生、社会人など九州内外のエンジニア約50名で構成されるロボットチーム「FUKUOKA NIWAKA」が前年(2018年)に続いて出場する。同チームの活動資金や製作環境はニワカソフトがサポートし、前回大会では初出場ながらベスト16に入っている。
「ROBOMASTER 2019」の様子は、ニコニコ動画でのライブ配信を予定しており、タレント/ソフトエンジニアの池澤あやかさんを現地中継レポーターに起用し、「FUKUOKA NIWAKA」の出場試合を中心に現地から生の声を届ける。なお、全試合の模様はTwitchでも配信される(英語のみ)。
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