GRITは、同社が運営する英語学習コーチングプログラム「PROGRIT(プログリット)」の一部ユーザーを対象に受講前に実施した、「今まで経験したことのある学習法」に関するヒアリング調査の結果を、8月1日に発表した。
同調査は、「PROGRIT」の初回無料カウンセリングに申し込んだ人6036名(男性:3684名、女性:2352名)を対象に、2017年(平成29年)11月11日~2019年7月8日の期間に実施されている。
調査対象者に、過去に経験した英語学習法を尋ねたところ、もっとも多かったのは「参考書を用いた学習」(60.7%)で、以下「英会話スクール」(46.3%)、「オンライン英会話」(31.7%)が続く。
「参考書を用いた学習」が多かった理由としては、書店で手軽に入手できること、TOEICなどの資格対策として学習した経験がある人が多かったため、「英会話スクール」「オンライン英会話」を利用した理由については、スピーキング対策を行うためと考えられる。
過去3か月以内に実施した学習法について尋ねた質問では、「特に何もしていない」(47.5%)という回答が最多で、2位の「参考書を使用して学習している」(22.1%)、3位の「英語学習アプリで学習している」(17.2%)に大差をつけた。
これらの結果から、「PROGRIT」の受講を検討する人は、TOEICやスピーキング対策を希望しており、参考書や英会話スクールなどの学習法を試したが何らかの理由で継続しておらず、「PROGRIT」によって学習習慣をしっかりつけて英語力を高めたい人が多いことが明らかになっている。
また、英語学習の経験はあるものの、直近まで英語学習を行っていない人が半数近く存在することから、日本人の英語学習における課題は、学習を継続することであると言える。
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