ロボット関連製品の開発・製造・販売を行うヴイストンは、学習用図形描画ロボット「ナノローバー」を7月25日より販売する。
ナノローバーは、ペンのアップダウン機能を備えた図形描画ロボット。教材として本製品を教育現場に導入することで、プログラミングを学習する目的にとどまらず、数学などの一般教科を、より効率良く、楽しく、実感を伴って学習するためのツールとして活用できる。
特に数学においては、数学の応用先としてのロボット工学への理解と、ロボット工学を支える必須知識としての数学への理解が双方向に深まり、実社会で役立つ知識や技術の効果的な習得に寄与することが期待できる。
教材として求められる扱いやすさを実現するため、数式を直接入力できる専用ソフトウェア「nanoRoverMath(ナノローバー・マス)」を新規開発。プログラミング不要で、ソフトウェアに入力した数式が、そのままグラフとして紙面に描画される。また、ソフトウェア上で速度、加速度、移動距離等を指定し、「Goボタン」を押すことで動作させることもできる。
それ以外にも、Arduino IDEを用いたプログラムの開発と、ROSデバイスとしての制御に対応。通信方式も、USBケーブルでの有線接続、Wi-Fiでの無線接続、Bluetoothでの無線接続に対応している。
価格は税別で4万円。販売サイトから購入が可能となっている。
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