CompTIA(コンプティア)日本支局は、アマゾンウェブサービス(AWS)が提供する高等教育機関向けAWSクラウドコンピューティングカリキュラム「AWS Academy」と協働し、国内アカデミック市場のクラウド分野における次世代IT人材育成支援を行うことを、7月9日に発表した。
今回発表された、次世代IT人材の育成支援では、学生がクラウドをはじめとするIT知識を身につけられる無償のセミナーや勉強会を両社が共同開催することで、さらなる人材育成に貢献し、課題解決に努めていく。
CompTIAは、既存のCAPP Academy校に対して「AWS Academy」を導入し、クラウド分野に関する知見を広げ、より専門色の強い人材育成のすそ野を広げる。また、「AWS Academy」を導入する教育機関では、CompTIA認定資格とその学習リソースを推奨することで、学生がより強固なクラウドスキルを身につけ、さまざまなキャリアパスを切り拓くための支援を行う。
将来的には、CompTIA認定資格を取得した学生や、「AWS Academy」プログラムを受講した学生に対して、卒業後のキャリアを見据えた支援なども視野に活動を進めていく。
なお、今回の取り組みについては、8月26日にフクラシア東京ステーション(東京都千代田区)で開催される「CompTIA Academic Summit 2019」において、アマゾンウェブサービスによる講演を予定している。
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