ベネッセコーポレーションは、同社が運営する教室事業「クラスベネッセ」の直営教室とフランチャイズ教室の合計が、6月3日の時点で50教室に達したと発表した。
「クラスベネッセ」は、2015年(平成27年)に「進研ゼミ」と対面での学習指導を組み合わせたサービスとして開始され、5月末時点での生徒数は約3000名で、全員が進研ゼミ会員。
教材として「進研ゼミ」を活用し、「自ら学ぶ力」を伸ばすレッスンを特長としており、家庭学習も含めた学び方を指導し、コーチが生徒の主体性を引き出しながら成績向上につなげる。また、オリジナルの学習管理ノートによって1人ひとりへの質問を通じて行う少人数の授業で、生徒の思考力や表現力の育成にもつなげており、中学生会員には個別での高校受験指導も行っている。
教室展開は、直営およびFC方式で拡大し、FC加盟社は学習塾法人との連携を進めるとともに、教育事業意欲のある法人を募っており、地域ごとに特色のある高校受験指導力の強化など、教室運営の安定化につなげる。
教室運営面では、ITの活用による効率化を推進しており、「進研ゼミ」のカリキュラムと連動したラーニングマネジメントシステムによって、講師が教室でタブレット端末を用いて家庭学習を含めた学習管理を行うなど、効果的な教室運営を進めている。
なお、「クラスベネッセ」は2018年度(平成30年度)に16教室を開校し、2019年度は東名阪地区を中心に32教室の開校を予定しており、2020年春に累計教室数80教室を目指す。
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