文部科学省は5月21日、小学校プログラミング教育に関する資料と研修教材を同省のサイトで公開した。
「小学校プログラミング教育に関する資料」は、平成30年度に実施された「次世代の教育情報化推進事業」において、全国の市町村教育委員会のプログラミング教育担当者を対象に実施されたセミナー資料から一部抜粋されたもので、小学校段階におけるプログラミング教育の実施に向けた準備や実践などに役立てて欲しいとしている。
「小学校プログラミング教育に関する研修教材」は、2020年度からの小学校プログラミング教育の円滑な導入を促すための資料。教員向けに、プログラミング教育の狙いや育む資質の説明、指導例、教材の基本操作などがまとめられている。同教材で扱われているプログラミング言語は、ビジュアルプログラミング言語である「Scratch」と「Viscuit」の2つ。
映像教材とテキスト教材から構成されており、ともに同じ内容を扱っているが、テキスト教材には指導案や参考資料といった、より詳しい内容が収録されている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア