東京都教育委員会、片柳学園、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は、「東京都教育委員会、学校法人片柳学園及び日本アイ・ビー・エム株式会社におけるIT人材の育成に向けた包括連携に関する協定」を、4月22日に締結した。
同協定は、都立高校などにおける教育実践、片柳学園が設置する日本工学院八王子専門学校や東京工科大学の教育力や研究力、日本IBMの技術力やグローバルな組織力など、それぞれが持つ力を結集させることによって相乗効果をもたらし、産業界が真に必要とするIT人材の育成を推進することを目的としている。
具体的な連携の内容は以下の通り。
- 都立町田工業高校など、および片柳学園における教育活動の充実に資すること
- 都立町田工業高校など、および片柳学園における教育活動に関する調査・研究の充実に資すること
- 都立町田工業高校などと片柳学園との間の進路および学習上の接続に関すること
- 都立町田工業高校など、および片柳学園が行う教育活動等の実施に際し、日本アイ・ビー・エムが社会貢献活動の一環として連携して行う内容の調整に関すること
- その他、協議により実施する連携事業に関すること
同協定に基づき、5月以降に3者の代表によるIT人材の育成などをテーマにした懇談の実施や、東京都教育委員会における外部の有識者を交えた検討委員会の設置および取り組みの理念や今後の方向性などの検討を予定している。
なお、同協定に基づいて新たなプログラム開発などを行うことから、都教育委員会としての事業開始は令和4年4月からとなる。
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