チームラボとトヨタ自動車は、次世代の子ども向けコンテンツ開発プロジェクトとして、スマートフォン/タブレット端末向けアプリ「Mobilmo(モビルモ)」を、7月14日に公開した。価格は無料。チームラボは、企画・開発・デザイン、プレイムービー制作、プロモーションサイト制作を担当している。
「Mobilmo」は、世界中の子どもたちが巨大惑星「コスモビ」を舞台に、直感的な操作で3Dのパーツをつなげて、これまでにない新しい移動体「モビルモ」を作成可能なアプリ。自動車のようにタイヤで移動するものだけでなく、転がったり、這って進んだり、空高く飛んだりと、さまざまな「モビルモ」を自由な発想で作れる。
完成した「モビルモ」は、ペンギンの形をした大きな山や、光り輝くクリスタルの洞窟など、地球にはない環境が広がる「コスモビ」を自由に探索できる。あえて遊び方を明示せず、ただ広大な遊び場を用意することで、子どもたちに自発的に目的を発見させ、創造力を育む。
「コスモビ」上で足あとボタンをタップすると、「モビルモ」の形と動きが記録され、その場に「足あと」として残せるので、他のユーザーとの「モビルモ」の共有が可能になっている。また、他のユーザーが作った「モビルモ」からは、「アクションパーツ」と呼ばれる動力パーツがコピーできる。
「アクションパーツ」が他のユーザーの「モビルモ」に使われると、DNAと呼ばれる画面にその「モビルモ」が記録され、同じパーツを使っていても「モビルモ」によって使い方が大きく異なり、道具にはいろいろな活用の仕方があることがわかる。
7月14日現在は、iOS版のみリリースされており、Android版は近日公開予定。
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