「VEXロボティクス」認定ロボット競技大会「ジャパンカップ」が、3月24日に渋谷ヒカリエ(東京・渋谷)で開催された。
「VEXロボティクス」は、子どもにSTEMへの興味を早い時期から持たせ、理数工学に対する苦手意識を持つ前に好奇心を刺激し、次世代を担うリーダーを育成する教育プログラム。「VEXロボティクス」の競技大会は、毎年4月末に行われる世界大会に向けた予選大会として、各地域で実施される。
今シーズンの競技テーマは「NEXT LEVEL」で、ハブと呼ばれる17個のゲームエレメントを競技フィールドの端に設置された枠内に運んだり、ハブを積み上げたりすることでポイントを獲得する。終了時には、ロボットを中央に設置された棒にブラ下げることで、ポイントを獲得できる。
競技内容は「チームワークチャレンジ」と「ロボットスキルチャレンジ」に分かれており、「チームワークチャレンジ」ではランダムに選ばれた他のチームとの共同作業で得点を競う。「ロボットスキルチャレンジ」では、チームごとにロボットの性能と操作の実力を競い、リモコン操作による「ドライビングスキルチャレンジ」と、自律ロボットを使用する「プログラミングスキルチャレンジ」に分かれている。
今回開催された「ジャパンカップ」では、すでに世界大会出場者が決まっていたため、最優秀賞と優秀賞は用意されなかった。
なお、前日(3月23日)のプレイベントでは、ハワイからの参加チームとの国際交流としてロボットのワークショップが開催されたほか、ランチには花見を楽しみ、午後は大人も加わって書道を習った。
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