CA Tech Kidsは、3月17日に香港で開催される、アジアの子どもを対象にしたアプリ開発コンテスト「AppJamming Summit(アップジャミングサミット) 2019」の日本代表決定戦を行い、代表選手3組を決定したことを、3月12日に発表した。
「AppJamming Summit」は、アジア太平洋地域を中心とした若きプログラマーのためのアプリ開発コンテスト。Android対応アプリ開発ツール「App Inventor 2」を用いて、事前に提示されるテーマに沿ったアプリやゲームなどを開発し、作品の出来栄えを競い合う。
今年度から日本も初参加し、CA Tech Kidsが運営する小学生向けプログラミングスクール「Tech Kids School」が、日本事務局として日本代表決定戦を実施した。
3月3日に東京・渋谷で実施した日本代表決定戦(Semi-Final)では、書類審査で選ばれた12組がアプリのプレゼンテーションを行い、香港事務局との厳正なる審査の結果、上位3組を決定、表彰している。
代表選手3組のうち、日本予選で1位だったのは、菅野楓さん・晄さんによる「MENUPIC」。文字が読めない国でも安心してレストランでの注文ができるよう、スマートフォンカメラでメニューを撮影すると、どんな料理なのか画像表示して教えてくれるアプリ。APIを活用することで58か国の言語に対応する。
日本予選で2位だったのは、井上将煌さんの「Koto ~Four Seasons Music in Japan~」。日本の伝統的な楽器である琴の音色で、四季折々の曲を演奏できるリズムゲーム。
日本予選で3位だったのは、クルモフ斗務さんの「Find Culture」。国名とカテゴリを選択すると、おすすめの料理や観光スポットを紹介してくれる。
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