国際大学グローバル・コミュニケーション・センター内に事務局を置く、GLOCOM六本木会議・教育分科会は、日本の教育情報化にブレイクスルーをもたらすための5つの提言を、1月23日に公開した。
今回の提言は、平成29年11月から「教育情報化のブレイクスルー分科会」にて、産官学からのさまざまな参画者とともに検討を進め、とりまとめられている。
今回、公開された提言の要旨は、以下の通り。
- 1人1台学習者用コンピュータ整備の実現を:日本の公教育のICT環境を、学習者1人1台コンピュータ配備の世界先端レベルへ引上げよう。
- 学校への確実な情報環境整備と有効活用:児童・生徒中心の機器活用視点と実態に寄り添う仕様によって、機器死蔵率を低減させよう。
- デジタル・コミュニケーションの抑制から活用へ:学校への私有機器持ち込みを認め、積極活用のためのデジタルシティズンシップ教育を行おう。
- 教育分野のオープンデータ整備・活用の推進:学校や教育委員会の透明性のため、収集・所有するデータのオープン化と検索機能を提供しよう。
- デジタルによるひらかれた学校づくり:円滑なコミュニケーションのため、保護者向けオンライン告知サービスや学校SNSを活用しよう。
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