米Microsoftは、12月3日~9日(現地時間)のコンピュータサイエンス教育週間にあわせて、新たな「Minecraft Hour of Code」のチュートリアルをはじめとする、さまざまな教育プログラムの提供を開始した。
新たな「Minecraft Hour of Code」のチュートリアルである「Voyage Aquatic」は、すでに提供が開始されている。「Voyage Aquatic」では、学習者が水中探検家となり、Minecraft上での宝を発見してパズルを解くためのコードの作成を通じて、創造的な考え方や試行錯誤を促す。
教育用Minecraftである「Minecraft:Education Edition」は、11月に実施したメジャーアップデートによって、「Microsoft MakeCode」と「Tynker」でコードを作成し、簡単なキーボード操作やタッチ操作によって直接コードビルダを開けるようになるなど、コーディングの習得および指導がさらに容易になった。
12月3日~7日(現地時間)には、Skypeを通じて世界の子どもたちに授業を行うオンラインコミュニティ「Skype in the Classroom」において、コンピュータサイエンスに関する30分間の無料の授業を提供する。
そのほか、教育分野の新機能やツールとして、パソコンやiPadで動作するホワイトボード「Microsoft Whiteboard for Education」の無料プレビュー版、教育向けのOffice.comテーマ、ソーシャル学習プラットフォーム「Flipgrid」における共同コーディング機能、脳損傷について理解し、それを軽減するためのモデルを構築するSTEM教育プログラムが提供されている。
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