大阪大学大学院工学研究科と、グロービス経営大学院の共同講座では、10月よりまつりばが開発・運営するブロックチェーン型のラーニングポートフォリオ「Joinny」を採択している。
「Joinny」は、アクティブラーニング型の学びの深化を目的として開発されたラーニングポートフォリオで、自分だけでは得られなかった気づきや自己の強みを、他者から後押しされることによって自己効力感を育み、自律型の人材育成を目指す。
授業ごとに自身の振り返りを記録して、参加者間で共有したり、授業ごとにチームメイト同士の言動に相互フィードバックを行ったり、それらを踏まえて先生や学校から修了書を発行したり、といった活用方法が考えられる。
そのほか、授業が終わった後でも、参加者のその後の活動にどう活用されたかを、教員やファシリテータがオンラインで確認して、コメントをつけるなど評価・フィードバックできる。
ラインアップは、学校・スクール向けの「Joinny for Learners」と、法人向けの「Joinny for Business」を用意する。
「Joinny for Learners」は、ラーニングポートフォリオとして目標や日々の活動を画像とともに記録することが可能で、チーム内での共有にも対応している。ピアフィードバックの内容も、すべて個人のポートフォリオに蓄積され、自身の学びの振り返りと他者からのフィードバックによる自己成長を目指す。
「Joinny for Business」は、ポートフォリオ部分をOKR(目標・振り返り)に活用し、専用メッセンジャーとの1対1のチャットでメンタリングを受けられる。社外メンターが斜めの先輩として機能し、後方支援を行うことで、従業員のエンゲージメントを高められる。
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