創志学園は、健康経営への取り組みの一環として、創志学園で働く教職員のパフォーマンス向上のためのコンディショニング施設「Dr.Performance by SOSHI」を11月23日に開設した。
文部科学省の調査によると、2023年度の教員の精神疾患による休職者は過去最多の7119人に上り、特に若手の離職率の高さが課題となっている。産業界では「健康経営」が推進されているのに対し、教育業界では心身の健康サポートが抽象的な方針にとどまっているのが現状である。
創志学園は、教員の健康を子どもたちの未来を守ることと位置づけ、教員が最高のパフォーマンスを教壇で発揮できるよう、コンディションを整える施設を整備した。これは、学校教育機関を対象とした同法人の2025年11月調査において、教育業界で初めての取り組みであるという。
同施設は東京(浅草橋)に位置し、1階には、首都圏を中心に36店舗を展開するDr.トレーニング監修による本格的パーソナルジムを設置。2階には脳休ヘッドマッサージなどの施術所があり、心と身体の両面からのコンディショニングを提供する。さらに、健康セミナーや多様な施術が期間限定で開催される予定である。
「Dr.Performance by SOSHI」は、創志学園で働く教職員が福利厚生施設として無料(事前予約制)で使用でき、隣接する日本健康医療専門学校が運営を全面的にサポートする。

この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
