Study Valleyは、全国の中学校・高等学校教職員や教育委員会関係者を対象に、オンラインセミナー「探究の二項対立を越えて ― 紙とデジタル、興味と課題のあいだにある本物の学び」を、10月31日に開催する。参加費は無料。

同セミナーでは、「探究」をめぐる二項対立をテーマに据える。第1部では「紙の良さ」と「デジタルの良さ」をどのように両立させ、学びを豊かにしていくかを現場の実践から考える。第2部では、企業が抱える課題を題材に探究を行うことで得られる「リアルな学び」の可能性について、具体的な事例を交えて解説する。
開催日時は10月31日の16時30分から17時30分で、オンラインでの開催となる。参加対象は、中学校・高等学校教職員、教育委員会関係者。参加には専用フォームから事前申し込みが必要となり、申込締切は10月30日の12時。
プログラムの内容は次のとおり。
第1部 教員実践事例セミナー「探究における紙の利点とデジタルの利点をどう両立させるか?」
- 登壇者:海星中学・高等学校 6年制教育部高等部主任・探究科主任 瀬川智紀氏
紙ならではの「思考の深まり」と、デジタルの「効率性と拡張性」。両者をどのように組み合わせて生徒の探究を支えていくか、現場での試行錯誤や工夫をもとに、実践的なヒントを共有する。
第2部 特集セミナー「企業テーマを探究することで得られる“本物の学び”とは?」
- 登壇者:株式会社Study Valley 代表取締役 田中悠樹氏
社会と接続する「企業テーマ」を探究の題材にすることで、生徒が得られる“学びの本質”とは何か。学校教育の枠を越えた実例を通じて、キャリア形成や進路指導にもつながる探究の可能性を考える。
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