COMPASSは、宮崎県宮崎市の教育データ利活用に向けて、同社が提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」の学習データを、宮崎市の教育ダッシュボードへ連携することを6月24日に発表した。なお、同社は個人情報保護法その他の法令を遵守し、自治体から指示を受けた限りでデータ連携を実施する。

GIGAスクール構想第2期が始動し、1人1台端末環境におけるデジタルサービスの活用の深化とともに、教育データの利活用はますます重要なテーマとなっている。同社では、子どもたちの「個別最適な学び」の実現のため、子どもたちを中心としたサービスの垣根を越えた連携に取り組んできた。そうした取り組みのひとつとして、キュビナの学習データを宮崎市の教育ダッシュボードへ連携することになった。

一般的な教育サービス間の連携では、連携される項目が限定的であることが課題になることもあるが、キュビナは多様な学習データ項目を連携することができる。児童生徒1問ごとのデータ項目の例は次のとおり。
- 正誤/解答内容(テキスト・手書き解答データ)
- 解答にかかった時間/解説を読んでいる時間
- 習熟度スコア
- 問題におけるメタデータなど
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