神奈川県川崎市は、同市において115校目の新たな小学校として開校した新小倉小学校で、児童たちの発案から、川崎市出身3ピースロックバンド「SHISHAMO」のGt.Vo. 宮崎朝子氏と一緒に校歌を作ることになったと、6月18日に発表した。
4月に、6年生の児童から「自分たちの学校の校歌を自分たちで作りたい」という声が授業にて上がり、「総合的な学習の時間」で校歌作成に向けた調べ学習をスタート。その後、地域にゆかりのある人に校歌作成を依頼した事例(川崎市立小杉小学校)があることを知り、幸区にゆかりのある音楽家について児童が話し合った結果、宮崎氏が候補に挙がった。校章も宮崎氏の母校である、幸区の川崎市立川崎総合科学高等学校のデザイン科に作ってもらったことなどから、校歌作成を依頼することについて6年生の児童が校長に相談したうえで、宮崎氏へ手紙を送付した。
5月27日には宮崎氏を学校に招き、児童との交流会を開催。6年生の児童からこれまでの経緯を説明し、宮崎氏から正式な快諾を受ける。現在は、6年生の児童が「総合的な学習の時間」において、歌詞に入れたい言葉を検討している。

今後、児童が考えた言葉をもとに、宮崎氏が作詞作曲を行い、児童による校歌練習などを経て、12月13日に同校の開校記念式典で披露する予定だという。
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