エレコムは、教育現場のICT環境を提供する取り組みであるNEXTGIGA(GIGAスクール構想第2期)に向け、無料で使用できるタイピング学習支援ソフト「タイピングランド KEY PALETTO(キーパレット) Edition」の提供を4月下旬より開始したことを、4月22日に発表した。

日本の教育現場では、2020年より小学校でのプログラミング教育が開始された。一方で、タイピング練習には決められた教材がなく、子どもたちの自主性に任せた学習にとどまっていた。そこで、同社は一人ひとりの理解度や学習進捗に応じて最適な学びを提供し、教育の質を向上させることができるタイピング学習支援ソフトの提供を開始した。
タイピングランド KEY PALETTO Editionは、プログラマーの比護賢之氏の開発した「タイピングランド」を、同社が「はじめてのキーボード」として発売している製品「KEY PALETTO」シリーズ専用にカスタマイズした学習支援ソフト。
タイピングランド KEY PALETTO Editionの特徴は次のとおり。
1.直感的にわかりやすく、正しいタイピングを覚えやすいプログラム
複雑なアプリや登録作業が不要で、ブラウザからすぐに使用可能。端末やOSに依存せず、多様なキーボードからタイピングができる。

2.ゲーム感覚で、楽しみながら学習が可能
キー入力の基礎をゲーム感覚で習得することが可能。また、タイピング速度の計測ができるため、成長を実感することができる。

3.教育環境の水準にあわせた問題作成が可能
文部科学省が設けているキーボードの日本語入力スキルは、小学校で40文字/分、中学校で60文字/分(出典:文部科学省「教育DXに係るKPIの方向性」2024年2月26日)。タイピングランド KEY PALETTO Editionでは、文字の入力時間を計測することで、一人ひとりの理解度や学習進捗に応じて最適な学びを提供する。
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